かわいらしい「ねずみ」の干支彫刻。お墓の墓誌台に設置して、ご家族を偲ぶ

深川・北空知、旭川を中心に、お墓や石材のお仕事をさせていただいております、マル安三上石材の三上です。今回は、お墓の墓誌台に設置する「ねずみ」の干支彫刻をご紹介します。

 

ねずみの干支彫刻

 

お客様から、ねずみの干支彫刻をお墓に設置するご依頼をいただきました。先日、ペット火葬のご依頼で来店されたそのお客様が、その時にたまたま店内に置いてあったネズミの彫像(スタチュー)を見つけて、気に入ってくださったことがきっかけとなりました。

 

実は、数年前にお客様のお母様が亡くなって、墓誌銘を彫刻するときに、そのお母様の干支が「うさぎ」だったので、それに合わせて小さくかわいい石の「うさぎ」を、彫った戒名の下あたり、墓誌の台座に取り付けたことがありました。その数年前にお父様が亡くなっていたのですが、昨年の干支だったので息子が製作していたねずみの石像を今回たまたま見つけて気に入っていただけて、お父様の干支だった「ねずみ」を戒名の下あたりに取り付けて、「お母さんの干支と並べてあげたい」ということになった次第です。

 

彫刻作業の様子です。これはまた別のお客様の狛犬の彫刻をしているところですが、こうして一つ一つ丁寧に彫っています。

 

ご納品するねずみです。少しピンクっぽい色合いで、柔らかいかわいらしいねずみです^^

弊社の4代目になる息子 雄太郎は、日本の石材の三大産地と呼ばれる岡崎市にある「磯貝彫刻」さんという、素晴らしい彫刻をされる石材店さんで4年間修業させていただいて、こちらに帰ってきて3年目です。三上石材のメインキャラクターである「ろくちゃん」をはじめ、様々なものを製作しています。お店にも多数展示していますので、ご興味のある方はぜひどうぞ^^

 

展示品の墓誌台に、うさぎとならべて設置してみました。実際お墓に設置するときのイメージです。

 

5月ごろ、雪が解けたらお墓に設置させていただく予定です。お客様には、ご両親の干支が仲良く並ぶことを「楽しみにしていますね!」と喜んでいただけました。まだまだ寒い日が続きますが、私もご覧いただけるのを楽しみにしています^^

今回は、干支彫刻のねずみをご紹介しました。小さな彫刻ですが、亡くなったご家族様のことを鮮明に思いだしたり、お参りに来られた皆さんでお話をしたりするきっかけになりそうですよね。もしかすると、このかわいい干支の彫刻が、お客様の供養するお気持ちをサポートしてくれるかもしれません。お参りに来られた方だけでなく、たまたま見かけた方の気持ちもあったかくしてくれそうです ♪